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海軍設営隊とは?


海軍の編成を考える時、艦艇、砲熕、水雷、航空隊、陸戦隊を挙げるのが普通である。
しかし、それら戦闘部隊の支援施設として、工廠、航空廠、火薬廠、燃料廠、軍需施設部、ほかに居住訓練施設、艦船航空部隊の基地施設がある。
これらの膨大な諸施設を建築維持する海軍の組織が、「海軍施設本部(昭和16年8月1日付、海軍省建築局より改称)」で、水陸諸施設の計画および審査を所掌、各軍港や要港に設置された「海軍施設部(昭和18年8月18日付、海軍建築部より改称)」がこれらの施設の実施を担当した。本来、海軍施設組織は軍政系統に所属し、航空機等の近代兵器の急速な進歩にともない、作戦上の要求に即応するために、軍令系統の作戦部隊への転換が求められるようになった。
そこで、開戦直前の昭和16年10月から11月にかけて、「特設設営班」が編成され、艦隊に附属した。
なお、開戦後、この他に作戦地域のトラック、ラバウル、シンガポール、スラバヤ、マニラ、海南島等に「特設海軍施設部(昭和18年8月18日付で特設海軍建築部を改称)」が設置され、担当地区の築城、一般施設を実施し、各設営隊に対する補給を担当した。

設営隊は、海軍施設本部の計画により、横須賀、呉、佐世保、舞鶴の軍港各施設部や、芝浦補給部を派遣元庁として編成された。
戦争末期には、鎮海、大湊、大阪等の要港施設部においても編成され、航空基地や防備施設、軍需工場、発電所などの設営をも担当した。



【参考文献】
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筆者注:調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております。

初稿  2006-01-13

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