旧軍戦史雑想ノート  航空戦史-陸軍編

   トップ > 航空戦史-陸軍編 > 陸軍飛行団-第一九飛行団

第一九飛行団


【編成】
昭和17年8月1日
山口県小月
西部軍管区の防空任務

【飛行団長】
難波清作  少将
古屋健三  少将

【所属】
第一航空軍

【隷下戦隊】
飛行第四戦隊
山口県小月

【戦隊長】
安部勇雄  少佐

【装備機】
二式複座戦闘機「屠龍」
飛行第五九戦隊
福岡県芦屋

【戦隊長】
本田辰造  少佐

【装備機】
三式戦闘機「飛燕」
第一九飛行団司令部偵察中隊
 山口県小月

昭和19年6月上旬
【4FR】
二式複座戦闘機「屠龍」 保有:35機、出撃可能:25機、夜間専任部隊
【59FR】
三式戦闘機「飛燕」 保有:25機、出撃可能:10機未満、夜間出撃可能:4機

昭和19年6月15~16日
「北九州地区B‐29夜間迎撃戦」
4FRの二式複戦延べ24(使用12)機が出撃。(常時在空8機)
爆撃目標は八幡製鉄所
  小林公二  大尉 *撃墜:1機
  佐々利夫  大尉 *撃墜:1機
  樫出 勇  中尉 *撃墜:1機
  木村定光  准尉 *撃墜:3機
  西尾半之進 准尉 *撃墜:1機
【戦果】
撃墜:7機(うち不確実3機)
撃破:4機
《米軍記録》
出撃:62機(3機航法ミス/爆撃装置故障7機/目標投弾47機〈うちレーダー爆撃
   32機〉爆撃高度2,400~3,000メートル、5,200~5,400
   メートルの二層)
損失:7機(戦闘機5機/離陸事故1機/帰還時1機)
【被害】
損傷:1機(味方高射砲弾により)
   殆どの爆弾は目標の八幡製鉄所を外れ被害は軽微。製鉄所と市街で500ポンド
   (227キロ)爆弾5発が爆発した。
死傷者:軍人・民間人合わせて数百名

昭和19年6月16日
防衛総司令官により、中部軍管区の第一八飛行団より、飛行第二四六戦隊(二式単戦装備/大阪・大正飛行場)が第一九飛行団に編入され、小月に展開した。
第一航空軍・第一六飛行団の飛行第五一戦隊(四式戦装備/山口・防府飛行場)、第五二戦隊(四式戦装備/福岡・芦屋飛行場)にも防空任務が与えられ、第一九飛行団の指揮下に入った。
その後、246FRは1個中隊を小月に残し、他は長崎・大村海軍基地に移駐、長崎方面の防空任務に就く。

昭和19年7月7~8日
「北九州地区B‐29夜間迎撃」
4FR:「屠龍」18機、59FR:「飛燕」/246FR:「鐘馗」/51FR・52FR「疾風」の合計53機が出撃。
大村基地の246FR主力も長崎方面の防空に出撃。
B‐29爆撃機17機が成都を出撃。
B‐29は二群に分かれ、一群は佐世保、長崎に来襲したが天候不良のためレーダー爆撃を行った。246FRは交戦に至らず。
八幡方面に来襲したB‐29群も侵入は浅く、照空灯に照射された少数機に対して246FRの「鐘馗」が前上方攻撃を掛けただけで終わった。
  246FR 岩井正男 軍曹
【戦果】
無し
【被害】
無し
《米軍記録》
損害:無し

昭和19年7月17日
第一九飛行団を昇格し、第一二飛行師団が編成された。


*以後は、第一二飛行師団を参照して下さい。


【参考文献・資料】
主要参考文献 を参照下さい。

[筆者注:調査未完のため、今後、大幅に加筆・改訂を予定しております]

初稿  2005-08-03
第2稿 2005-09-01 一部加筆



copyright © 2011 旧軍戦史雑想ノート all rights reserved.
inserted by FC2 system