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特設巡洋艦「粟田丸」


【特設軍艦】
特設巡洋艦「粟田丸」

【排水量】
7,397トン

【速力】
19.0ノット

【装備】
14センチ単装砲  4基
13ミリ連装機銃  2基
53センチ魚雷発射管2基

【搭載機】
水上偵察機1機

【所属】
第二二戦隊

昭和17年2月1日付
第一監視艇隊、第二監視艇隊が、特設監視艇72隻を以って編成され、第五艦隊に付属した。
第二二戦隊〔特設巡洋艦「赤城丸」「粟田丸」「浅香丸」〕と監視艇隊で哨戒部隊を編成、東方哨戒を行うことになった。

昭和17年3月下旬
【編成】
(北方部隊)
第五艦隊〔司令官:河瀬四郎中将〕
 第二二戦隊〔司令官:吉良俊一少将〕(基地:釧路) 通称:黒潮部隊
 特設巡洋艦「赤城丸」
      「粟田丸」
      「浅香丸」

昭和17年4月17~18日
「ドーリットル空襲時の機動部隊との交戦」
〔4月17日〕
正午 本土東方700浬、北緯36~29度間の洋上で哨戒を実施していた第二哨戒隊
   [特設巡洋艦「粟田丸」、特設砲艦「安州丸」「興和丸」、特設監視艇20隻]
   と第三哨戒隊[特設巡洋艦「浅香丸」、特設砲艦「第一雲洋丸」、特設監視艇
   16隻]が交代した。
〔4月18日〕
0630 釧路に向け航行中の第二哨戒隊所属の特設監視艇「第二三日東丸」(90トン)
   が、北緯36度、東経152度10分地点にて「敵飛行機3機見ユ針路南西、
   敵飛行機2機見ユ」と第一報を打電。
0650 「敵航空母艦3隻見ユ」と米機動部隊発見を打電。
   (実際には空母「ホーネット」「エンタープライズ」の2隻)
   「第二三日東丸」は、軽巡「ナッシュビル」の砲撃により沈没した。この30分
   間に6通の電文を発信した。
「ホーネット」はドーリットル隊を発進後、反転避退。
「エンタープライズ」は3時間に渡り付近海域に留まり、付近の監視艇に対し航空攻撃を行った。
【被害】
沈没      :特設監視艇「第二三日東丸」
              「長渡丸」
大破(船体放棄):特設監視艇「長久丸」
              「第二一南進丸」
              「第一岩手丸」
中・小破    :特設巡洋艦「粟田丸」
         特設砲艦「興和丸」
         特設監視艇「第三千代丸」
              「栄吉丸」
              「第二旭丸」
              「第二六南進丸」
              「海神丸」
戦死者:33名
負傷者:23名



【参考文献】
主要参考文献 を参照下さい。

調査未完のため、今後大幅に加筆・改訂を予定しております。

初稿  2005-12-04



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