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航空部門の生産・修理・補給について


大正8年
海軍は原則として、生産は民間で、修理と補給は海軍で行う方針に定めた。

大正時代
横須賀工廠に飛行機製作関係の業務を担当させた。
 
昭和2年
航空関係業務を艦政本部から海軍航空本部に移管。
横須賀工廠造兵部、広工廠航空機部、佐世保工廠航空機部、(霞ヶ浦)技術研究所航空機研究部が修理機関として指定。

同年
広工廠にて生産を開始。

昭和10年以降
海軍航空本部は、航空本部補給部直轄の下に、既存修理工場の拡充、佐世保工廠航空機部を大村へ移転、大湊、舞鶴、木更津、高雄、鎮海に修理工場を、広工廠の支廠の大分への新設を行った。

昭和11年
佐世保工廠に飛行機製作部門を開設。

昭和14年4月1日
航空廠を航空技術廠と改称。

昭和14年10月15日
特設航空廠令が公布され、第一特設航空廠(漢口)、第二特設航空廠(海南島海口)が新設。
〔特設航空廠は戦時に必要に応じ作戦地域に設置された〕

昭和16年9月24日
海軍航空廠令が制定。
5個航空廠、4個航空支廠、5個分工場が開設。
第一航空廠  (茨城県霞ヶ浦)
第二航空廠  (千葉県木更津)
 大湊支廠  (青森県大湊)
  美幌分工場(北海道美幌)
  千歳分工場(北海道千歳)
第一一航空廠 (広島県広)
 舞鶴支廠  (京都府舞鶴)
 大分分工場 (大分県大分)
第二一航空廠 (長崎県大村)
 鹿屋支廠  (鹿児島県鹿屋)
 鎮海支廠  (朝鮮慶尚南道)
  元山分工場(朝鮮咸鏡南道)
第六一航空廠 (台湾高雄)
 東港分工場 (台湾東港)

昭和16年12月現在の特設航空廠
海南航空廠(海口)
第一〇一航空廠(上海)
第一〇四航空廠(パラオ)
第一〇五航空廠(サイパン)

昭和17年半ばの特設航空廠(内は支廠・分工場)
第一〇一航空廠 シンガポール(ペナン、サバン、カーニコバル、コタラジャ)
第一〇二航空廠 スラバヤ(マカッサル、ケンダリー、クーパン、アンボン、
        ラングール、ホランジア)
第一〇三航空廠 マニラ(キャビテ、ダバオ、セブ、サンボアンガ)
第一〇四航空廠 パラオ
第一〇五航空廠 サイパン
第一〇六航空廠 ルオット(タロア、ウオッジェ)
第一〇八航空廠 ラバウル(カビエン、ブイン)

飛行機以外の主要兵器、部品の補給率
 開戦時
  機銃弾     80%
  無線兵器    85%
  上記以外   100%
 昭和18年
  機銃弾    100%
  機体及び部品  90%
  発動機及び部品 90%
  諸計器及び部品 90%
  諸要具     60%
 昭和20年
  機体及び部品  30%
  発動機及び部品 50%



【参考文献】
海軍航空隊全史(上)
海軍航空隊全史(下)
 奥宮正武著   朝日ソノラマ 新戦史シリーズ
日本海軍戦闘機隊―付・エース列伝  伊沢保穂著   酣燈社

他は、主要参考文献 を参照下さい。

初稿  2005-05-18



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